町の人2「あれ?音が何もきこえないぞ・・。でも・・はて。え?(そうっと、喜びの声)わー・・なんだ、あれは」
町の人3「なあに?この静けさ・・。でも、あらぁ、これは・・」
(SE 小鳥の声)
Na.町長も、町の人達も、生まれて初めて小鳥の声を聞いたのです。静かな空気のなかに流れる、ちいさな小鳥の声。
町長「なんていい音なんだ。静かさがこんなに心休まるとは・・」
町の人達(口々に)「いいなぁ、」「きれいね」「静かっていいんだなぁ」「静かなほうがいいんだなぁ」
(TM.FI〜〜♪)
Na.こうして町の人達は、静かなのが一番いいことを知りました。 
 それからは、この町は、世界一静かで、平和で、小鳥の鳴き声のきれいな町になったということです。