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こころのつぶやき(作品集)

木嶋 賢さんのポエム
 ポエム
 

 

ポエムって言葉のパズルだと思うの
僕の場合頭の中で組み立ててから文字にします
まず何を書くか決めて それに言葉の肉付けします
頭の中を駆け巡る幾千万の言葉の中から
これも違う あれも違う
そしてあったこれこれ 
捜していた言葉が見付かったときの嬉しさや
それをパソコンに打って文字にします
そして後は手直し
ここはやっぱりこっちの言葉のほういいっていうふうに

こうして出来たポエム
あるポエムは笑いを呼び
あるポエムは感動を呼び
そしてまた あるポエムは疑問を呼んだり

あなたはこのポエムにどんな思いを抱くのでしょう

今僕の頭の中にはもう二つ作りかけのポエムあります
中々いい言葉が出て来なくて

ポエム言葉のパズルあなたも作ってみませんか?

 

 体
 

 

あなたのその目は何のためにあるの
怒っている顔や涙を流してる顔を見るためですか
いや違う
この目は あなたの笑顔を見たり美しい自然や空を
見るためにあるんだと思う
そして現実をしっかり見据えて前を見て歩いていくためだと思う
とかく過去ばかり振り向きがちなあなた 過去ばかり見ても
戻れっこないから 前を見て歩いて行こうよ

あなたのその口は何のためにあるの
人の陰口や悪口を言うためですか?
いや違う
この口は 話し合いをしたり 夢や愛を語り合うためにあるんだと思う
だけど僕は話が出来ない 僕の口は右手の人差し指
トーキングエイドって言う機械のキーボードを指で打って話します
冗談でも笑い話でも何でも話せる とても便利な機械なんだ

あなたのその手は何のためにあるの
人を殴ったり物を壊したりするためですか?
いや違う
この手は 美しい地球を守ったり夢を形の在る物へと
作っていくためにあるんだと思う
それじゃあ僕のこの手は何のためにあるんだろう
僕に出来る事と言ったら 
パソコンでポエムを書く事くらいしか出来ない
ポエムを書いて 心が疲れている人を癒すためにあるのかな

あなたのその足は何のためにあるの
大地を駆け回ったり歩いたりジャンプするためですよね
僕の足は電動車いす 砂利道でもでこぼこ道なんのその
ただちょっと難があります それは段差を上れないこと
だからいつも引き返します
段差それは僕にかせらた使命なのかな?
いつか段差を乗越えた時 本当の幸せを手にするときかな?