モノローグ
時は日本が鎖国をしていた17世紀の初めに、
海の向こうに「アチャラカ王国」という国があった。
隣国に「ブッチャケ国」「うま台国」があり、
経済状態もよく、金持ちで文化も高く、上品な「アチャラカ王国」は、
隣国から侵入されては被害を受け、気の休まる日が無かったのである。
この物語の主人公のお姫様こと「ナノヨ姫」は、
美しいばかりに、常に王国中の男達からはおろか、
隣国の男達からも狙われる被害者であった。
王国の転覆を狙っては、富を狙っては、
または、ハレンチ行為に及ぼうとする者が展開する大騒動に巻き込まれてしまう。
そこに登場するのが正義の騎士「ガンバルジャン」で、
姫のピンチを救う。
「ナノヨ姫」の父君、母君、「ヨシヨシ王」「ダメダメ王妃」
は、一人娘に「ガンバルジャン」を迎えて、
王国を継がせようとしていた。
この国にとって、大事な二人ではあったが、
恋の女神は気まぐれで、いたずら好きだったのである……………
さて、今週は